スコアの準備

見やすく譜面台から落ちにくいスコアを準備しましょう。

教則本や曲集の中にある楽譜を演奏する際は、あらかじめコピーをとっておくと便利です。
分厚いファイルは譜面台から滑り落ちてしまうことがあり、照明でビニールが反射して見えづらくなることがあります。
前もって画用紙などの台紙に楽譜を貼るなどの準備をすすめると良いです。
台紙は分厚めの画用紙や厚紙、または「楽譜台紙」や「楽譜カバー」という商品名で市販されているものもあります。

楽譜の面には演奏前に確認する注意事項を書き込み練習の時にも毎回確認する習慣をつけます。
小さなお子さんは緊張をほぐすため楽譜面にイラストやシールなどで飾り付けるとひとりでステージに立つ際に勇気がでます。

と、ここまで楽譜の準備について書いてきましたが、暗譜もおすすめです。
特に小さなお子様は譜面台があると客席から手元やお顔が見えなくなり音が前に飛ばなくなります。
暗譜にチャレンジされる方はいつもの練習の最後に楽譜を見ずに演奏するなど少しずつ楽譜を外していくことで本番につなげることができます。

楽器の準備

楽器の響きを良くするため本番前に弦交換を行いましょう。弦交換をすると弦が安定するまで数日かかりますので本番1週間前ぐらいに交換すると良いコンディションで演奏できます。

クラシックギター

  • 5:34の部分で1弦をブリッジに二回通していますが、他の弦と同じく1回通しで問題ありません。
  • 動画では一度に全ての弦を外して交換をしていますが、慣れるまでは他の弦の巻き方を参考にするため1本ずつの交換をお勧めします。
  • もしもの失敗に備えて弦は2〜3セットをご準備される事をお勧めします。参考までお勧めの弦もお知らせします。

アコースティックギター

エレキギター

モデルにより異なりますのでわからない場合は講師にお問合せください。

衣裳

ドレスコードはありません。ご自身の音楽に似合う衣装であれば普段着でもドレスでもダメージデニムでもOKです。
ただし、共演者やお客様に不快感を与えるような服装はお控えください。

演奏フォームの特性上、膝上丈のスカートは適していません。ステージは客席より高い位置にありますのでご注意ください。

シャツのボタンが楽器にあたる、楽器が膝から滑って落ちそうになる、靴底が固くて足台に乗せると違和感を感じるなど思いもよらない弾きにくさがあると演奏に集中することができなくなりますので、本番までに衣装を着て練習をしておくと安心です。