ご報告が遅くなりましたが、9月1日に第6回をちこちギター発表会を無事終演いたしました。
人前で演奏するための練習は、ただ曲を仕上げるだけではなく本番の日から逆算した仕上げのスケジュール、コンディション管理を経験する機会になります。
をちこちの発表会は、準備と本番の経験を目標としていますが、今回は「聴く」というステップに進んだ方が多くいらっしゃいました。
ご自分の出番ギリギリまで客席で他の方の演奏を聴いて舞台袖からステージへ走り出る方、演奏が終わったら大急ぎで客席に走り次の方の演奏を聴きに行く方。
何度か発表会で顔を合わして仲良くなった方同士だけでなく、あの人の演奏を聴きたい、弾きたいと思っていた曲を弾く人がいる!と言って積極的に聴きにいく姿を見て、裏方はただただ感動しています。
さて、出演者の中から動画公開を許可してくださった方の演奏をご紹介します。
(CG / クラシックギター、AG/アコースティックギター、EG/エレキギター)
となりのトトロ(小3・CG )
本番当日まで慎重に自身の演奏を振り返りながら練習を重ねてきました。
ソロギターで最後まで弾ききった!緊張する心をよくコントロールできました。
晩餐歌(小5・CG )
ほぼ原曲のままのテンポで弾くことができました。
音数が多く苦労した部分があっただろうと思います。
コツコツと地道に基礎をかためた成果が出ています。
Bohemian Rhapsody(小6・CG)
人生の3分の2はギターとともにある彼が選んだプログラムはさまざまなシーンが展開されるボヘミアンラプソディ。
シーンごとのカラーを出しながら安定感のある演奏を聴かせてくれました。
向日葵(中1・AG)
旋律と伴奏、両方のパートに挑戦しました。
相手の演奏を聴きながら演奏する難しさと楽しさがあるアンサンブル。
音が重なることを楽しんでくれている様子が伝わってくる演奏です。
心という名の不可解(中2・EG)
いつか一緒に演奏したいねと言っていた叔母さまがバイオリンで参加してくださり厚みのある演奏になりました。
予想外の出来事で練習ができなくなった1ヶ月を巻き取る最後の追い込みは目を見張るものがありました。
KICK BACK(中2・EG)
忙しい学生生活の中で発表会に向けて計画を立て地道にコツコツ練習をしてきました。
地道にコツコツという言葉通り、小さなパーツをひとつずつ作り上げるような練習が実を結び着実に上達。
宝物のギターでクールなサウンドを鳴らしてくれました。
ヴィヴァルディ 協奏曲四季より「 夏」Ⅲ. プレスト(中2・EG)
耳と勘が良すぎてスコアを見る前に弾けてしまい、スコアを読むのが苦手という嘘のような本当の話を克服するためクラシックの楽曲に挑戦。
講師は相談に乗る程度でほぼお父様が作り上げたといっても過言ではないレパートリー。
吹きすさぶ夏の嵐。
動画の公開にご協力いただいた出演者みなさま、どうもありがとうございます。
今後、非公開をご希望になる際などはご遠慮なくお知らせください。
神戸岡本のギター教室 をちこち