”防災食の賞味期限が切れます”
5年前に設定したiPhoneのリマインダーが表示されました。
指定した日付、指定した場所でピョコンと通知してくれるこの機能、本当に便利です。

避難用リュックと防災食をひっぱりだしてストックのチェックが始まりました。
常温で5年間保存ができ、水やお湯でふっくら炊き上がる尾西のアルファ米。

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防災セミナーで「防災食は試しに食べてみて口にあうものを準備しておくように」と聞きました。
本当に苦しい時こそ美味しいものを食べることで勇気が出るということなのですが、なんとなく勿体無い気持ちが勝って購入から一度も食べたことがありませんでした。

さて、まずはわかめごはん。
パッケージを開けるとスプーンやゴマまで入っています。
注水線までお湯を入れて15分で出来上がり。

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白ご飯。お米が少しふにゃっとしてしまいました。
お水の量や戻し時間の加減かもしれません。

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チキンライス。
ご飯茶わん大盛り1杯分なので男性でもしっかり食べることができます。

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この他にも五目ご飯、ドライカレーを食べました。
セミナーで教わった通り、味見は必要だと痛感。
どれも美味しく作られているのですが、自分の味覚に合わないものもあります。
1回限りであればなんてことはないのですが、数日間食べ続けているとほんの少しのストレスが積み重なるものなのですね。
災害時のことを考えながら、なるべく喉が渇かずおかゆにもできる白ご飯とわかめご飯を今後の備えにしました。

賞味期限に追われながら大量のアルファ米をせっせと食べる毎日。
食事のたび、防災食を食べることなく過ごせた5年間に感謝しました。
今尚避難生活を送られている方が一日も早く日常を取り戻せることを願っています。

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