日曜日は滋賀県でタケムラヤスシがコンサートに出演しました。
重奏曲のみで構成されたプログラムに5名のギタリストで挑むという企画。
タケムラは、学生時代一緒に現代曲の演奏を行うアンサンブルを組んでいた山田岳さん(以下、がっちゃん)とのステージで渡辺裕紀子さんの「With half-closed eyes」と即興演奏を行いました。
渡辺さんといえば芥川作曲賞を受賞されたことが記憶に新しく、がっちゃんといえば競楽IX優勝、朝日現代音楽賞を受賞という華々しい経歴の持ち主。
現代音楽のど真ん中で大活躍されているおふたりです。

現代曲のスコアは特殊なものが多いので譜読みに苦労するそうです。
どんなものかと覗いてみると
‘ 特定の小節線の部分は3秒間で1小節を演奏しなさい ‘
‘ その中でもリズムが書いてあるところは遵守しなさい ‘
‘弦にクリップを挟みなさい ‘
といったように様々な指示が書いてあります。

久しぶりのがっちゃんとのアンサンブル。(机の上や下にいろいろな仕掛けがあります)
渡辺裕紀子さんの大変美しい世界を奏でることができました。

終演後の打ち上げは同窓会のよう。
機材や曲、レッスンの話など気のおけない仲間たちと楽しい時間となりました。

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