上垣内寿光ギターリサイタルツアー2016
先日、友人のギタリスト上垣内寿光のコンサートを聴きに門真へ行って来ました。
気がつけばもう20年近い付き合いになる上垣内寿光ことガイチ。
大学時代を共に過ごし、ギターデュオやバンド活動、更にはインドへの演奏旅行など挙げればキリが無い程一緒に活動を行ってきた盟友です。
そんな彼の久しぶりに聴くコンサートの会場は、これまた学生時代に徳武門下で同門だった松本さんの松本ギター工房。
演目はダウランドからバッハ、バリオス、ロドリーゴ、更には本人作の作品までと幅広い選曲ながら、どの曲も丁寧に弾きこまれた演奏、考えられた解釈で終始楽しむ事が出来ました。
本人作「クリシュナのバターボール」は共に行ったインド南部にある世界遺産からのインスピレーションを受け作られた作品で、スケールの大きく、ゆったりとした時間を感じさせられたかと思うと、スコールのような激しさも伴い、旋律、和声、展開、いずれもとても魅力的。
インドで体験した色々な事を思い出しました。
大袈裟ではなく全体がハイライトと言える演目でしたが、その中でも今回特筆すべき点はまさかのダウランドの弾き語り!
世界広しと言えど、ダウランドの弾き語りが出来るギタリストはそう簡単に見つける事は出来ないでしょう。
ギター、歌、どちらも相当な技術が無ければ形にする事は不可能で、本当に心底驚き感動しました!
是非、弾き語りのみのコンサートも聴いてみたいと強く感じました。
今回は「上垣内寿光ギターリサイタルツアー2016」という事でギタリストとしての表現に焦点を当て行われたツアーでしたが、ギターのみならず作曲、歌、ピアノとマルチな才能を持つガイチ。
彼の音楽がギターを通して表現されエンターテインメント性溢れる素晴らしいコンサートでした。
コンサート後のオフショット。
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タケムラ
STEVE REICH × 横尾忠則展 わたしのポップと戦争
STEVE REICH × 横尾忠則展 わたしのポップと戦争にご来場いただきありがとうございました。
立ち見が出るほどの大盛況。
ミニマルミュージックというと普段の生活では聞くことのない音楽のように思われることが多いのですが、ジブリ音楽でおなじみの久石譲さんは20代の頃、ミニマルの作家として活動されていました。
トトロやラピュタの音楽を作る時の原点にもミニマルがあるそうです。
ちょうどコンサート当日、久石譲さんが指揮者として出演されていた「題名のない音楽会」でライヒのクラッピングミュージックが演奏されていましたね。
スティーヴ・ライヒ、横尾忠則両氏を背景に今できる限りの力を尽くして演奏しました。
地元神戸で多くの方々にお聴きいただけたことを嬉しく思っています。
本当にありがとうございました。
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タケムラヤスシ
折りたたみ譜面カバー
先日、打ち合わせの帰り道にトアウエストのロッコーマンへお邪魔してきました。
ロッコーマンは絃楽器の専門店。
国内外メーカーのギターが並んでいる様にワクワクします。
あれこれ目を奪われながらも今回の目的「折りたたみ譜面カバー」を購入。
コンサート前にはいつもよりも集中して練習に励むので、つい本番で使用する道具の確認が後回しになってしまいますが、準備は練習と同じぐらい大切です。
そんなの知ってるよ!当たり前!と思われるかもしれませんが、見落としがち、忘れがちになるのが「譜面カバー」。
本番では普段絶対に起こらないトラブルが発生することがあります。
たとえば・・・
会場の譜面台が少々ゆらゆらしているなぁと思っていたら・・・演奏中にパサっと落ちてしまう譜面。
譜めくりの時に少し手がひっかかって・・・パサっと落ちてしまう譜面。
パニックの入口にようこそ・・・というシーンをこれまでに何度か目にしたことがあります。
対処方法をいろいろと考えて譜面台に厚紙を乗せてみたり、プラ段をのせてみたりと試行錯誤するものの厚紙ごとパサっと落ちそうで不安が残ったり、持ち運びが不便だったりスッキリしませんでしたが、やはり餅は餅屋。
ロッコーマンで販売されている「折りたたみ譜面台カバー」は演奏者の事を第一に考えてデザインされている一品です。
一見普通に開くだけのカバーに見えるのですが、実は折りたたんだ部分が山折りになっています。
開くとA4サイズが3面。まさに痒いところに手が届く仕様です。
それから重要なのは背面。
つまりお客さん側に見える側が黒無地です。
イラストやロゴなどが一切ないシンプルなデザインは場所や音楽ジャンルを問わずに使用でき、オリジナルデコレーションを施す事も可能です。
ご興味のある方はレッスンの際にご覧いただけますのでお声がけください。
タケムラは早速6/5の横尾忠則現代美術館での演奏で使用する予定です!
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STEVE REICH × 横尾忠則展 わたしのポップと戦争
王子公園にある横尾忠則現代美術館にてタケムラヤスシがスティーヴ・ライヒ作品のコンサートを行います。
“ミニマルミュージック”を代表する作曲家スティーヴ・ライヒは、横尾忠則と同じく1936年生まれ、同時代を生き、その時代や後進に多大な影響を与えたアーティストです。
美しいセンテンスの構築、最小でありながら力のある音の並びを反復することにより極めて有機的で熱を帯びた生物のような音楽へと昇華させるライヒの作品。
今回のライブでは、ライヒのギター作品として代表的な「エレクトリックカウンターポイント」や打楽器(クラベス)のために書かれた「木片の音楽」などを演奏します。
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「STEVE REICH ×横尾忠則展 わたしのポップと戦争」
2016年6月5日(日)14:00〜
横尾忠則現代美術館 オープンスタジオ(1F)
主催:横尾忠則現代美術館
入場料:無料(展示を見る際には別途入場料が必要です)
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ギター男子 – Cherry Sunburst –
精悍な顔つきで新しいギターを持ってくれました。
鮮やかな赤のグラデーション。良い音がします。
初々しい構えもあっという間に板についてくるのだろうなぁ。
これから体や手が大きくなっていくので今よりもずっと弾きやすくなってきます。
とはいえ、その頃にはもうジャカジャカ弾いているはず!
上達が楽しみですね!
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ギター男子 – ocean blue burst –
おめでとう!
サクラサクお知らせに教室が一日中ウキウキしていました。
さて、ギター男子のニューギター。
深いブルーがとても綺麗です。
カメラを構えて前に立つと映り込むぐらいピカピカに磨き上げられています。
初めての自分のギター。
これからどんな音楽と出会うのでしょうか。
中高生の男の子は、目覚めた時には驚くほどのスピードで上達していきます。
急成長の時を一緒に過ごせてとても嬉しい!
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ひとマルシェへのご来場ありがとうございました!
開催数日前に”すごくいい感じのステージに仕上がっています”というメッセージをもらっていましたが、これほどとは!
物、食べ物、音、そして人と楽しい出会いを届けるために神戸の街へ、飛行船KAVC号が空を飛んでいるイメージです。
飛行船と神戸の街とKAVCのある新開地の街を造りました。
という木鳥worksさんによる舞台装飾。
近づいてみるとダンボールで出来ています。圧巻。。!
・Lou Harrison / Music for Bill and Me
・Leo Brouwer / Cuban Landscape with Rain
・Steve Reich / Electric Counterpoint
と、タケムラのステージは現代音楽ビッシリなプログラムでしたが、大勢のお客様にお聞きいただけて光栄でした。
現代音楽のあとにはアラブ音楽にバンドにピアノに歌に、様々なジャンルの音楽を一気に楽しめる懐の深いステージ。
ひとマルシェの醍醐味ですね。
客席には普段をちこちに通ってきてくださっている方々や、The Appliesのメンバーも来てくださっていてとても嬉しかったです。
出番以外の時間は大力さんのお弁当を味わい、クールな缶バッジをゲットし、あちこち油をうって一日中楽しみました。
大変な努力でイベントを成功させたKAVCスタッフのみなさま、ご来場いただいた全ての皆さまに御礼申し上げます。
さて、次回は6月5日(土)横尾忠則現代美術館にてSteve Reichのみのストイックなプログラムを演奏します。
また詳細については後日お知らせいたしますので楽しみにお待ち下さい!
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レッスン始め
人日の節句に今年のレッスンが始まりました。
年末年始、お忙しい中でも真面目に練習されている方ばかり!
講師冥利につきます。
気分がのらない日には5分で良いのでスケール練習をしてください、毎日楽器を触ってくださいね、とお話することがありますが、これが上達への一番のコツなのです。
歯磨きのように習慣にしてしまえば練習をしない日はなんだか落ち着かなくなってきます。
そうなれば占めたものです。
お仕事から夜遅くに帰って練習がしたくても音を出せないという時は、左手でミュートをして右手で弦を弾くだけでもOK。
この手軽さがギターの良いところです。
毎日の練習方法についてわからないことやご相談があればレッスンの際にお尋ねくださいね!
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男同士の時間
” 昼間のパパは男だぜ カッコイー ”
忌野清志郎さんの名曲「パパの歌」。
(休みの日にはアテにならないけれども)という前提のカッコイーでしたが、最近のパパは休みの日もカッコイーのです。
男同士のレッスン。
先生とふたりっきりでのレッスンはまだ恥ずかしいのですが、隣にパパがいるとこの通り。
あっと言う間に1曲弾けるようになった息子を見て嬉しそうなパパ。
最後には集中して先生とふたりでギターが弾けるようになりました。
小さなお子さまの場合、性格によってレッスンの内容に個人差が出るので保護者の方と相談をしながら進めていきます。
当教室では4才からレッスンを行っております。
ご興味のある方はお気軽にお尋ねください。
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