音楽ノート – vol.4 –

雪の降る閏日に寒さと寄り添う2月の音楽ノート。

タケムラ

好きなギタリストは数多くいますが、その中でも常に自分ランキングの上位にいるDavid Russell(偉そうでスミマセン…)。

端正、しなやか、力強い、と正に非の打ち所がないラッセルの演奏をご紹介。

作曲はブラジルのギタリスト、作曲家のSergio Assad。
以前ラッセルのために書かれた「Aquarelle」は水彩画という名の通り、半音階で揺らぐ内声に、全音階の旋律が散りばめられた個性的な作品として人気があります。

今回の作品「Sandy’s Portrait」はPrelude、 Passacaille、Toccataの三楽章からなる作品。本動画では終曲のToccataのみではありますが、アサド作品を熟知したラッセルの妙技と楽曲の素晴らしさを堪能していただけるのではないかと思います。

少し暖かくなってきた気もしなくもない、、いや、まだまだ寒い!早く暖かくなって!
そんな今にピッタリの曲、演奏です。

ロコ

先日はNujabesこと瀬葉淳さんの命日でした。
私たち世代に大きな影響を与えた日本人トラックメーカー。
突然の別れから6年。Troop Cafeで開催された追悼イベントには、夜遊びから遠のいていた面々も踊りに繰り出したようです。

Mellowですねー。Lady Brown的に言えば”So beautiful and so damn rare.”
おしゃれなショップに入ればフェンダーローズが聞こえて来る、あの頃の記憶が鮮やかに蘇えります。
音楽は時間芸術だと言われますが、こうして音楽をたよりに記憶が蘇る時にはその言葉の意味を超えて時間芸術だなぁ、と感じます。

tora

トラ

離れていく父親に向けて切なる願いを歌っています。
どうぞ暖かな夜を。