年始早々「これアップして」とタケムラ先生から届いた音楽ノート。
今回はレコメンド集のようですよ!

タケムラ

今年最初の音楽ノートは2019年ブレイクする、して欲しい!三組をご紹介。
日本ではあまり馴染みのない面々かもしれませんが、これからがとても楽しみな三組です。

Yakul「Bad Karma」

2017年デビューのトリオ。
楽曲、アレンジ、アンサンブル、そしてこれらを支えているしなやかで強靭なビートは必聴です。
グリッドに沿わないいわゆるJ Dilla、D’Angelo以降のサウンドと一括りでは語れない魅力あるバンドで、特にこの動画のビートは本当に素晴らしく、アンサンブル全体から放たれるタメやタイム感は一つの生命体のようですらあります。
まだまだリリースされている作品は少ないですが、どれも秀作揃いで本当にオススメです!


Isaac Waddington「Doing Wrong」

10代半ばからオーディション番組で頭角を表し、現在19歳と今回ご紹介の中で最も若いですがサウンドは最も渋く既に風格すら漂っています。
元々弾き語りで活動してきた事もあり、音数を抑えたアレンジでも歌が中心にあるので常に安定感を感じます。
こちらの動画はハウスマナー溢れる鍵盤に近年のUKガラージの影響が垣間見えるビート、そして歌(良い声です)とやはり安定感抜群です。
楽曲のバリエーションも幅広く今後も要注目です。


THE JAPANESE HOUSE「Saw You In A Dream」

ユニークなユニット名が気になるところですが、それ以上に巧みなプログラミング、声の良さ、アレンジの上手さに惹かれます。
特にこの楽曲は近年聴いた中でもメロディー、コード進行、アレンジの完成度の高さに驚かされた大好きな曲です。
日本ではあまり馴染みがない面々をご紹介と題していますが、THE JAPANESE HOUSEは早耳の方々には既に評価されており、今年3月にリリースされる待望のフルアルバムをきっかけにより多くの方々の耳に届く事でしょう。